後姿や印象を決める上で、背中は大切な部位です。
そんな中でも「広背筋」をピックアップし、背中の脂肪をとる方法を解説していきます。
具体的に背中のお肉を落とし、見映えをよくするための方法は次の2つです。
背中のお肉を落とすためのトレーニング方法
①コンディショニングトレーニング
②筋力トレーニング
それぞれのトレーニングについて、パーソナルトレーナーの私が詳しく解説します。
背中の筋肉といえば広背筋!広背筋の動き方
背中の筋肉の中でも、大きな筋肉が広背筋です。
「背筋」というワードが多く使われる背中ですが、実は多くの筋肉から構成されています。
背骨の周りを支えるように配置されている「脊柱起立筋」
両腕から腰骨まで繋がるように配置されている「広背筋」
頭から肩、肩甲骨の下まで配置されている「僧帽筋」
上記以外にも、大小様々な筋肉が入り混じっています。
この背中に配置されている様々な筋肉は「体を後方に反らす」動きの時に作用する筋肉がほとんどです。
その中でも広背筋は、画像のような役割を持ちます。
広背筋の役割を確認したところで、背中のお肉をとるためのトレーニングをみていきましょう。
背中のお肉をとるために①広背筋のコンディショニングトレーニング
コンディショニングトレーニングとは、普段の生活でうまく使えていない筋肉を動かし、筋力や柔軟性、バランス能力などを向上させるトレーニングです。
『眠っている筋肉を呼び起こす』と捉えると分かりやすいかもしれません。
コンディショニングトレーニングを行うことで、首や肩周りの辛さを緩和できる可能性もあるので、必ず行うようにしてください。
また、後ほどご説明する筋力トレーニングよりコンディショニングトレーニングを先に行うことがポイントです。
筋力トレーニングで十分な力を発揮することができますよ。
それでは、私が実践しているコンディショニングトレーニングを、インスタグラムの投稿を引用してご紹介します。
デスクワークが長く続く方にやってほしいコンディショニングトレーニングです。
肩回り、胸椎(きょうつい)、お尻のコンディショニングトレーニングです。
広背筋のほか、胸やお腹、太もも前のコンディショニングトレーニングです。
背中のお肉をとるために②広背筋の筋力トレーニング
続いて広背筋の筋力トレーニングです。
『筋力トレーニング』と言っても、ダンベルを使ったり激しいトレーニングをしたりするわけではありません。
コンディショニングトレーニングでほぐした広背筋を動かし、『筋肉に刺激を与えるトレーニング』と捉えてみてください。
背中のお肉をとるには、筋力トレーニングでしっかり刺激を与えてあげることが大切です。
それでは、私が実践している背中の筋力トレーニングを、インスタグラムの投稿を引用してご紹介します。
肩甲骨を動かすトレーニングです。
自宅で簡単にできるトレーニングです。
慣れてきたら、ペットボトルなど重りを持って行ってみましょう。
最後は腕を上げる動作です。
広背筋が動いていることを意識してみてください。
背中の筋肉を鍛えてお肉を落とす為には、筋肉を動かすことがポイント
背中のお肉を落とすためには、しっかりと筋肉を動かす事が重要です。
脂肪は、普段活動しきれていない筋肉の周りに多く蓄積します。
つまり、筋肉を動かさなければ脂肪がどんどん蓄積してしまうということ。
広背筋を動かすことにより、両腕の後ろ側から背中にかけて、脇下から腰にかけてのエリアで脂肪が除去されることが期待できます。
また、広背筋を効率的に動かすためには肩甲骨のコントロールも必要になります。
肩甲骨をコントロールするためには、胸椎、肩関節の可動性が必要です。
そこで、肩関節の可動性を高めるために、コンディショニングトレーニングが重要となります。
コンディショニング→身体のコントロール→筋力トレーニング の順番で取り組めるとパーフェクトですよ!
まとめ
背中の余分なお肉を落とすためには、ターゲットの筋肉をしっかりと動かす事が必要です。
背中には大小さまざまな筋肉がありますが、特に広背筋を動かすことにより、両腕の後ろ側から背中にかけてのエリアや、脇下から腰にかけてのエリアでの脂肪除去が期待できます。
動かすための環境づくり(コンディショニング)を行い、その上で筋力トレーニングを行うと、広背筋へ効率的に刺激が入るようになります。
広背筋の動かし方を理解し、余計なお肉を落とし、綺麗な背中づくりに挑戦しましょう!