巷では、身体を変えるための色々な方法が流行っては消え、を繰り返しています。

これらの方法も基本に立ち返ってみると、大抵は「運動」か「食事」のどちらかをコントロールする方法に分類されます。

そして、これら2つの要素のうち、コントロールが難しいが効果が出やすいのは「食事」のコントロールです。

皆さんも食事のコントロールの難しさを感じたことがあると思いますが、今回おすすめしたいのは食事を記録するだけで痩せられるという、レコーディングダイエットです。

身体を変えるために、なぜ食事の記録が効果的なのか。また、食事を記録する方法や、続かない方のためにコツをお教えします。

レコーディングダイエットは無理なく継続できるため痩せられる!

レコーディングダイエットの一番の強みは、無理なく続けられるため継続が出来るという点です。

ダイエットで一番大切な要素は「継続力」です。

小さな食事制限でも、積み重ねることによって大きな結果を出すことが出来ます。

食事制限ダイエットやきつい筋トレなどは、強い意志がなければ継続が難しいため、長期間かけて痩せたい方にとっては不向きです。

その点、レコーディングダイエットは食事を記録するだけであるため、長期的に健康的に痩せることが出来ます。

なぜ、レコーディングダイエットは継続することができるのか?

これは、皆さんが自然に行っている「習慣」を利用するからです。

習慣といえば、簡単なものから、歯磨き、寝る前のストレッチ、読書などがあげられます。

これらの習慣を行い続けている現在は特に意識していませんが、もともとは継続的に行なっていなかった行動です。

つまり、食事の記録も習慣にしてしまえば特に意識をせずに続けられるということです。

レコーディングダイエットはなぜ痩せる?無意識に食事に気を遣うようになるから

食事の記録を習慣化すると、なぜ身体が変わるのか。

答えは単純で、何を食べているのかが意識できるようになるからです。

歯を磨く習慣がない人は虫歯に気づけませんし、ストレッチの習慣がなければ、なぜ肩や腰が凝るのかがわかりません。

すなわち、食事の記録が習慣化していると「なぜ体重が増えているのか・減っているのか」「なぜ身体に不調が出ているのか」が手に取るようにわかります。

このような状態になると、思い通りに身体を変えることが可能です。

習慣にすれば、苦しくなく続けられる

上でも述べた通り、習慣としている行動は「最初はやったことのない行動」です。

皆さんも思い出して欲しいのですが、特に楽しくもない「やったことのない行動」というのは始めるのが億劫で、しばらくすると飽きてしまって続かないという経験があるはずです。

しかし、最初は辛いこのような行動も、なんとか続けているうちにそれが当たり前になって、辛かったことなど忘れてしまいます。

ここまでくると、その行動は「習慣」に変わっており、このように作られた習慣は「あたりまえ」という認識が生まれます。今度は反対に、「やめると辛い」という感覚になるでしょう。

「食事の記録が面倒だ」と思っている方も、是非習慣化する事を目標に始めてみましょう。日常の行動にまでなれば苦しくなく続けられます。

毎回毎回食欲に悩まされるより、作業的に食事を管理する方が圧倒的に簡単ですよ。

傾向が見えると対策ができる

食事を記録することの最大のメリットは、自分の食事の傾向が「見える化される」ということです。

はじめのうちは「知らない間にこんなに食べてたんだ」「思ってたよりタンパク質が少ないなぁ」といった、比較的単純な傾向が見えてきます。

これを続けていくうちに、「アルコールを飲んだ翌日は、逆に身体が絞れてるなぁ」「トレーニングをした後は、食事をたくさん食べても体重が増えにくいのか」といったように、行動と結果が結びついてきます。

こうなると傾向が身体に染み付くので、頭で考えなくても理想の結果に近づくための行動をすることができます。

身体の変化は1日や2日では起こりません。

このように1日1日を理想に近づけようと行動することで、周りから見てもわかるような変化が現れるのです。

レコーディングダイエット、具体的な方法は?紙とアプリどっちがいいの?

食事の記録をするのは紙が良いのか?どんな内容を記入すれば良いのか?それぞれ具体的に見ていきましょう。

何に記録するか

食事を記録する媒体ですが、最初はスマホのメモ機能や、余ったノートなどで構いません。

続けていくうちに、食事記録用のノートを購入したり、スマホの食事管理アプリを利用するようにしましょう。

習慣化するには、パターンを作ることが大切です。

スマホのメモ機能は食事管理をするように作られていませんし、余ったノートだとサイズや行の幅がバラバラで、パターン化が難しく習慣化されづらいです。

できれば早い段階で「食事を記録する」ためのセットを整えましょう。

紙に記入するメリット・デメリット

紙で記録する場合のメリットとしては、強く意識できる点にあります。

スマホへの記入だと「とりあえず記録しておけばいい」ということにもなりかねませんが、実際にペンで書く行為は、自分と向き合うには最適です。

デメリットととしては、やはり手間がかかることが挙げられます。

ただでさえ食事の記録は面倒なのに、手間がかかるのは大きなデメリットです。また、外出先での記入が困難なのもデメリットです。

スマホに記入するメリット・デメリット

スマホを使うメリットは、その場ですぐに、簡単に記録できる点でしょう。

手間がかからないことは続けやすさという面で最大のメリットです。

また、食事記録ができる専用のアプリだと栄養成分の入力の手間がないことも大きなメリットです。日付で検索できるので、振り返るのも簡単です。

デメリットとしては、意識が低くなってしまうことでしょう。

紙に書くことに比べると意識が落ちてしまいます。

また、スマホアプリを使用するので、アプリのサービスが終了してしまい今までの記録が見れなくなってしまったり、機種変更での引き継ぎが面倒なのは大きなデメリットかもしれません。

レコーディングダイエットで何を記録するといいの?

まずは、大雑把に食べた物(料理名くらいで大丈夫です)を記録していきましょう。後でも述べますが、まずは動き始めることが大切です。

慣れてきたら、少しづつ記録する項目を増やしましょう。以下に記録していきたい項目をあげます。

食べた物

これを記録しなければ始まりません。

最初は簡単に、例えば「朝はご飯と味噌汁、昼は唐揚げ定食、間食にチョコレートを1枚、夜はラーメンセット」といったように、シンプルに日記を付けるような感覚で記録し始めてみてください。

次第に、味噌汁の具材や、定食の詳細、といった具合に、具体的にしていきます。

一つ注意点として、あまり細かくやりすぎないことです。料理に使っている材料や調味料などを一つ一つ記録しようとすると、途中で面倒になり続かなくなります。

栄養成分

食べた物を記録することに慣れたら、栄養成分も大雑把に記録していきましょう。

ビタミンやミネラルなどの細かい項目は無視して、カロリーや三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)などの「マクロ栄養素」というものを記録します。

身体を変えたいなら、とりあえずはこの項目だけで十分です。

Googleなどの検索エンジンで「食べた物の名前(料理名)、栄養成分」と検索するとすぐに出てくるので活用しましょう。

自分の状態

身体を変えるのを目的に食事の記録をするなら、体重や(できれば体脂肪率も)わずかな見た目の変化も記録しておくと、あとで見返した時に参考になります。

自分の状態と、食べた物を比較していると傾向が見えてくるので、気付いたことをメモに残すこともおすすめです。

食事の記録のコツ

食事を記録するためのコツや心構えをご紹介します。

習慣にするためには「小さな一歩を積み重ねる」

食事の記録のように気の乗らないことを習慣化させるためには、まずは小さな1歩から踏み出すことが大切です。

カロリー計算などを最初から全力で始めると失敗する人が多いです。

最初から完璧を求めてはいけません。まずは自分の出来る範囲で記録を始めてみましょう。

何事も最初の一歩がもっとも苦しくて辛い。と言われています。

まずはこだわらずに動き出すことで、そのままの勢いで習慣化まで持っていきましょう。拘るのは習慣化してからでも遅くありません。

簡単に習慣化するには「楽しめるように工夫する」

当然ですが、楽しことは習慣になりやすいです。最初の一歩も簡単に踏み出せます。

しかも、楽しいことは気づかない間に習慣になっているものです。

それでは「食事の記録」を楽しみながら習慣化させるためにはどうすれば良いのでしょう。

筆者がオススメするのは、「自分へのご褒美を設定すること」です。

これは、「身体を変える目標を達成した」というご褒美ではなく、「食事を記録した」ことに対するご褒美です。

長いスパンで考えるのではなく、例えば「1週間、記録を続けられたら焼肉を食べる」などの簡単なご褒美を設定して始めてみてください。

まとめ

・身体を変えるために、もっとも有効な手段は「食事の記録」。

・食事を記録することで身体が変わるのは、自然に傾向と対策ができるようになるから。

・面倒な食事の記録を習慣化するにはコツがいる。まずは簡単な記録から始めること。また、記録を継続できた自分への簡単なご褒美を設定すると楽しく習慣化できておすすめ。