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スポーツドリンクは太る?ジュースよりも危険な理由は糖質の多さと吸収の速さ

脱水症状の予防には最適なスポーツドリンクですが、飲みすぎてしまうと太ることはないのでしょうか?

スポーツドリンクというとヘルシーな感じがしますが、甘味は結構ありますし、何より大量に飲んでしまうのでダイエット中の方にとっては「太っちゃうのでは?」と不安に思いますよね。

結論から言いますと、スポーツドリンクはジュースに比べて実は太りやすいです。

理由は、糖質が多い上に吸収が早いためです。

しかし、スポーツドリンクは運動量が多いときや水分補給の際には積極的に飲んだほうが良い飲み物でもあります。

今回は、そんなスポーツドリンクについて解説していきます。

ジュースよりもスポーツドリンクの方が太りやすい!太る原因は?

スポーツドリンクはその名の通り、スポーツをした時に飲むのが適切です。

これは、スポーツなどの運動をすることで汗をかき、脱水症状になってしまうのを予防するために作られた飲み物だからです。

他にも、風邪を引いた際の水分補給にも向いています。

ですが、この「水分補給に向いている」という事が、スポーツドリンクを太りやすい飲み物にしてしまっているのです。

スポーツドリンクは糖質が多い

スポーツドリンクには大量の糖質が入っています。

スポーツドリンクは運動中に飲むことを想定して作られているので、運動により消費した糖質を補うために大量の糖質を入れているのです。

つまり、運動をせずにスポーツドリンクを飲むと太るのは当たり前とも言えるでしょう。

また、普段の飲み物としてスポーツドリンクを飲んでいる方は要注意です。

「太るのを防ぐために間食は減らしましょう」とよく聞きますが、なぜ間食を減らすと太るのを防げるのでしょうか?

それは、食事の間隔が空き、血糖値の低い状態が作られると、足りないエネルギーを脂肪を燃やすことで補うからです、

反対に、血糖値が高い状態が続くと、ずっとエネルギーに満ちているということなので、脂肪を燃やす必要がありません。だから、間食を摂ると太るのです。

このことから、大量の糖質を含むスポーツドリンクを日常的に飲んでいると、間食を食べているのと同様に、脂肪を燃やす時間が作られず太り続けることになるのです。

スポーツドリンクに使われている糖分は吸収が速い

運動中は筋肉を動かすために筋肉の血流が活発になります。

反対に、内臓への血流は節約されて内臓が働きにくくなっています。

運動中や運動後に食欲が無かったり、消化不良を起こしやすかったりするのはそのためでです。

このような場合、吸収に時間のかかる多糖類(デンプンなど)を摂っても上手く吸収できません。

そのため、スポーツドリンクには、内臓に負担をかけずに吸収できるブドウ糖などの単糖類を使用しています。

消化・吸収が簡単ということはすぐに吸収されるということです。

つまり、スポーツドリンクを飲むと、血糖値が一気に上がってしまい、その血糖値を抑えるためのホルモン、インスリンが多量に分泌されるということです。

インスリンは「合成ホルモン」とも呼ばれており、筋肉の合成や、余った糖質を蓄える働きをしますが、脂肪の合成も行います。さらに、インスリンが働いている間は脂肪の分解は起こりません。

このように、急激に多量のインスリンを分泌してしまうスポーツドリンクを飲むことは、太りやすい環境を作り出してしまうのです。

スポーツドリンクは体内の成分と似ているので吸収が速い

スポーツドリンクには糖質と電解質(ミネラル)がバランスよく入っており、人の体内の水分状態と非常によく似せて作っています。

そのため、身体に馴染みやすく素早く吸収できるのが特徴です。素早く吸収できる分、ガブガブ大量に飲んでしまい、カロリーを過剰摂取してしまい、太りやすくなってしまいます。

また、人間は小腸で糖質を吸収しますが、糖質を吸収するためにはナトリウムなどの電解質(ミネラル)が必要になります。

つまり、糖質だけを摂るよりも、電解質を同時に摂ることで、より吸収速度を速めているのです、

このように吸収速度を早くしていることが、スポーツドリンクが運動後の水分補給や、脱水症状からの回復に最適な飲み物と言われる理由です。

スポーツドリンクは炭酸飲料などのジュースより吸収が速い

糖質が多く含まれているジュースというのは太りやすいものです。

スポーツドリンクが炭酸飲料などのジュースに比べて太りやすいのは、吸収スピードの速さが原因になっています。

通常よりも吸収速度が速いということは、先ほども述べた通り血糖値が急激に上昇してしまうということです。つまり、インスリンも大量に放出されることで脂肪をため込み、太る原因になります。

こういう時にはスポーツドリンクを飲んだほうがいい!スポーツドリンクが活躍する場面3選

ここまで、スポーツドリンクがいかに太りやすいかについて解説してきましたが、スポーツドリンクを積極的に飲んだほうが良い場面ももちろんあります。

その、スポーツドリンクが大いに役立つ場面についてご紹介していきます。

運動時のスポーツドリンクは脂肪燃焼を促してくれる

運動で汗と共に電解質(ミネラル)が流れてしまった場合や、ハードなダイエットでそもそも電解質が足りていない場合、神経伝達が上手くいかなくなります。

神経伝達が上手くいかないと、筋肉や内蔵が働けなくなり代謝が落ちてしまいます。

つまり、汗を大量にかくようなハードなダイエットをされている方は、糖分に気を付けながらスポーツドリンクを飲むことで、脂肪の燃焼を促せるかもしれません。

筋トレや競技練習にはスポーツドリンクが最適

スポーツドリンクには多量の糖分が入っていることはお分りいただけたと思います。

運動中に足りなくなった糖質を補うという目的で配合されていることは、先にも述べた通りですが、特に競技練習や筋トレ中の糖質補給は大変重要です。

これは、脳のエネルギー源が糖質に依存していることが理由で、糖質が減ると集中力が極端に落ちてしまうからです。

競技練習や筋トレ中は集中力を維持しなければ効果が落ちてしまうので、スポーツドリンクで糖質補給をすることをおすすめします。

また、汗で水分と共に流れてしまう電解質(ミネラル)は、筋肉や神経を働かせる成分です。電解質を補うためにもスポーツドリンクはおすすめです。

ダイエット中の運動でも電解質を摂らなければいけません。しかし、カロリーが気になって、スポーツドリンクを飲むことに抵抗が有る方も多いかと思います。

このような場合は、低糖質タイプのスポーツドリンクが販売されているので、そちらを選ぶようにしてみて下さい。

「アクエリアスゼロ(コカ・コーラ)」「VAAM(明治)」は500mlあたりの糖質が5g以下なのでおすすめです。

スポーツドリンクで脱水症状を防ぐ

脱水症状には、

  • 水分だけが足りなくなり、血液がドロドロになってしまうタイプ
  • 水分と電解質(ミネラル)が同時に失われ、神経伝達が上手くいかなくなってしまうタイプ

の2種類があります。

激しい運動で大量の汗をかいたときは、後者の水分と電解質が同時に失われるタイプなので、神経伝達が上手くいかず、めまいや吐き気の症状がでてしまいます。

特に、このタイプの脱水状態は水分だけが失われるタイプと比較しても危険な分類になります。

このような脱水症状を起こさないために、スポーツドリンクは大いに役立ちます。

また、脱水症状までは行かなくても、運動で大量に汗をかいたときは、必ず電解質も失われてます。

電解質が失われると代謝を抑えてしまうので、ダイエットを目的に運動をしている場合、ダイエット効果を落とさないためにもスポーツドリンクを選びましょう。

【注意】体調が極端に悪い時にスポーツドリンクは適しません

体調不良で下痢、嘔吐が続くと、大量の水分と電解質が失われます。食事も困難なので摂取することも難しい状況です。

このような時、水と一緒に電解質を摂るためにスポーツドリンクを飲まれる方も多いですが、あまり好ましい行動ではありません。

下痢や嘔吐などでは、汗をかくより数倍も電解質が失われてしまいます。これだけ失われた電解質を補うほど、スポーツドリンクに電解質は含まれません。

点滴がもっとも理想的ですが、電解液という医療用に使われる経口補水液もあるので、そちらで対応しましょう。緊急の時はドラッグストアでも手軽に買えるOS-1(大塚製薬)が適しています。

まとめ

スポーツドリンクは、

  • 大量の糖質を含んでいる
  • 吸収の早い単糖類が含まれている

という2点から、日常的に飲むと太る原因になります。

しかし、運動中や激しいダイエットのためのトレーニングをしている方にはおすすめできます。それは、電解質を補い、脂肪燃焼を助けてくれるためです。

脱水症状の予防のためにも運動中にスポーツドリンクを飲むことは大切です。

合わせて、「集中力の維持」「代謝の維持」も期待できます。

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yanomi

経歴↓ 大学卒業後、管理栄養士の国家資格を取得。 委託給食会社に入社し、病院・特別養護老人ホーム、病院職員食堂などで勤務しました。 結婚・出産を機に転職し、現在はフリーライターとして活動中です。 食・栄養・健康・美容に関する情報を中心に、ウェブコンテンツの作成を行っています。

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