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食べ過ぎて苦しい時の対処法を管理栄養士がご紹介|梅干しはおすすめできない!

飲み会やパーティーなどで食べ過ぎてしまいお腹が苦しい・・・

そんなときは、少しでも早く楽になりたいですよね。

そこで本記事では、食べ過ぎて苦しい時の対処法を、現役の管理栄養士がご紹介していきます。

お腹が苦しくなるメカニズムや消化を助ける食べ物・飲料についても載せていますので、ぜひ最後まで読んでいってください。

食べ過ぎて苦しい原因は「胃のキャパオーバー」

食べ過ぎてお腹が苦しいときの不快感は、胃に過剰な負担がかかっている証拠です。

この胃の負担が苦しさの原因です。

食べたものを消化するために普段以上に胃が働いたことで疲れてしまい、不快感が生じ「苦しい」と感じてしまうのです。

また、食べ過ぎると苦しさと同時に胃もたれの不快感も襲ってきますよね。

胃は食べたものを消化しようと一生懸命働き、たくさんの胃液を出します。

この胃液が過剰に出ることで粘膜まで溶かし、炎症を起こした状態が「胃もたれ」です。

食べ過ぎて苦しいときの5つの対処法

食べ過ぎて苦しいとき、胃が悲鳴をあげている状態だとわかりました。

では、具体的にどのようなサポートが適切なのか、栄養面からの考えを中心に説明していきますね。

食べ過ぎて苦しいときの対処法:ほっとする温度に調整した白湯をゆっくり飲む

胃の粘膜を胃液の強い酸から守るため、胃液を薄めてあげましょう。

口や喉を通るとき「ほっ」とする温度が人それぞれあると思います。

ほっとする温度まで調整した白湯を、ゆっくりと飲んでみてください。

白湯は消化する必要もないので、胃に負担はかかりません。

ただし、ただでさえパンパンの胃がさらに膨らんでしまうので、一気にゴクゴク飲むのは控えてくださいね。

食べ過ぎて苦しいときの対処法: 楽だと感じる姿勢で安静にする

これは言われずとも試しているかもしれませんが、自身が楽な姿勢をとりましょう!

人それぞれ楽だと感じる姿勢は違います。

もちろん、胃や消化器官の位置や形でおすすめの体位はあるので、そちらについても後述しますね。

楽な姿勢をとり、深呼吸をして酸素をしっかりいれて、静かに過ごしてください。

消化機能を整えるためには、呼吸も大切です。

苦しいのは百も承知ですが、ゆっくり深い呼吸を意識しましょう。

食べ過ぎて苦しいときの対処法:できれば右側を下にし、頭は少し高くする

胃の構造をご存知でしょうか。

食べ物が入る胃の入り口は左上、次の消化器官へ消化した物を送る出口は右下にあります。

胃で消化された食べ物は、右へ右へと送られていくわけですね。

この構造を考慮してあげると、右側を下にすると胃が楽になることがわかるかと思います。

もし、右を下にしたほうが苦しいと感じるようであれば無理に右を下にしないでくださいね。

あくまで構造上で楽な姿勢です。

人それぞれ楽な姿勢は異なりますので、そちらを優先してください。

食べ過ぎて苦しいときの対処法:人肌に温めた牛乳をゆっくり飲む

牛乳には胃の粘膜を守る働きがあります。

胃酸によって傷ついた粘膜を保護するためにもってこいの食材です。

ただし、冷たいままグビグビ飲んでしまうと胃に負担がかかります。

人肌程度に温めてから、ゆっくり飲んであげてください。

お好きな方であれば、バニラエッセンスやシナモンパウダーを少量入れるのもアリです。

バニラの香りに癒され副交感神経が働くと消化機能が高まります。

またシナモンは血流を改善する作用もあるので、胃の働きをサポートしてくれます。

食べ過ぎて苦しいときの対処法:温かいハーブティーをゆっくり飲む

食べ過ぎたときにおすすめしたいのが、ハーブティー。

スーパー・ドラッグストア・コンビニでも取り扱いがあり、手軽に手に入ります。

ハーブの中でも、とくにミントは消火器官の働きをサポートしてくれる力があります。

食べ過ぎたときだけでなく、お酒を飲む前後や脂っこいものを食べる際にとるのもいいでしょう。

ちなみに、ハーブが胃など消化器官を助けるという考えは「東洋医学」です。

現代の医療の中心である西洋医学は検査結果を基に科学的根拠のある治療を行いますが、東洋医学は漢方や鍼など自覚症状を改善するための処置で対応します。

医師の間でも注目されている東洋医学が勧めるハーブティーは効果が得られやすいですよ。

食べ過ぎて苦しいときの対処法:大根おろしを食べる

もしも気持ちと時間と体力に余裕があれば、大根おろしを食べてみてください。

小鉢一杯ほどがいいでしょう。

大根には、炭水化物を分解するアミラーゼ、脂質を分解するリパーゼ、タンパク質を分解するプロテアーゼの3種類の消化酵素が含まれています。

酵素なので加熱すれば失活し、消化を助ける力はなくなります。

また、すりおろすことで最も作用を発揮するので、生の大根おろしを食べることが大切!

また、すりおろして10分以上経過すると効果は弱まりますので、おろしたら即食べるようにしてください。

食べ過ぎて苦しいときの対処法:市販の胃薬を飲む

いろいろ紹介しましたが、確実な市販薬に頼るのもいいでしょう。

胃薬にもさまざまな種類がありますので、薬局などで薬剤師に相談することをおすすめします。

食べ過ぎてしまった次の日の食事で気をつけたいポイント

食べ過ぎてしまった翌朝、なんだかまだスッキリしない。

そんなとき何を食べたらいいのか迷いますよね。

そこで、食べ過ぎた翌日の食事についてもアドバイスしていきたいと思います。

体調別にまとめているので、ぜひ参考にしてください。

翌朝も苦しいときの食事:朝は『絶食&水分補給』

一晩休んでも苦しいのであれば、胃はまだまだお疲れです。

もう少し休息を与えましょう。

「お腹が空いたなぁ」という感覚が戻るまで、無理に食べる必要はありません。

人間の身体にはある程度栄養素のストックがあるので、一食・二食抜いたくらいで身体への弊害は少ないです。

ただし、水分は補給してあげてくださいね。

冷たいものではなく、体温に近い温かいものがいいです。

カフェインや砂糖の多いものは避け、白湯やお茶などがおすすめです。

少し落ち着いてきたら、炭水化物を中心とした食事を少量ずつ食べましょう。

少し胃に不快感があるときの食事:朝食は消化の良い炭水化物を中心に

昨日よりは良くなったけど、少し違和感があるというときも無理は禁物です。

白米をコトコト炊いたお粥や柔らかく煮たうどんやそうめんを少しずつ食べてください。

消化に労力をかけると、回復しかけた胃がまたダウンしてしまう可能性があります。

消化・吸収の良い糖質中心の食事を意識しましょう。

消化・吸収に時間がかかる脂質の多い食事は避けるのがベター。

梅干しを進めているサイトをいくつか見かけましたが、私はおすすめしません。

確かに消化機能を促す効果がありますが、塩分が多く刺激が強いので胃が弱っているときは控えましょう。

胃が元気なときに食欲を増進したい場合は、梅干しを活用してくださいね。

違和感がとくにないときの食事:腹八分目を意識!胃に軽い休息を

一晩寝たらほぼ回復、そんなときでも油断しないでください。

許容範囲を超えて働いた胃は、まだ拡張された大きさを保ったままの状態です。

ここで続けて食べれば、胃は大きくなったままで元の大きさまで戻れません。

そうなると必要以上に食べるようになり、肥満につながる可能性もあります。

腹八分目を意識した食事をとりましょう。

消化に良い炭水化物、脂質が少なく良質なタンパク質を摂取できるものがベスト!

まとめ:食べ過ぎて苦しいときの対処法は胃をサポートしてあげること

食べ過ぎてお腹が苦しいときの対処法についてまとめます。

  • 楽な姿勢または右側を下に寝た状態で安静にする
  • ホットミルク・白湯・ハーブティーをゆっくりと飲む
  • 市販の胃薬も検討する
  • 翌日の食事も胃をいたわるものを食べる

食べ過ぎは一時的な胃の不調です。

正しく対処し、胃を休めてあげられれば心配しなくて大丈夫。

少しでも早く胃を回復させるためにも、ぜひ参考にしてください。

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川野 恵

shiho

フリーランスで活動する管理栄養士・幼児食マイスターです。 ダイエット、ボディメイク、子どもの栄養のことなどさまざまな情報をお届けします。

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