家にいる時間が長いと自然と活動量は落ちてします。

普段は食べないお菓子につい手が出てしまったり、ハイカロリーなものを食べてしまったり…。

そんな時に比較的すぐに変化が出てきてしまうのが、お腹周りにつく浮き輪肉です。

名前の通り浮き輪のように弛んだお腹周りにつくお肉のことを言います。

今回はそんな浮き輪肉を落とす最適な方法を紹介します。

この記事は現役のパーソナルトレーナーであり、学生からご年配の方まで幅広いお客様に教えている著者が執筆しています。

浮き輪肉とは?原因や浮き輪肉が体に及ぼす影響

浮き輪肉はいわゆるビール腹とも呼ばれるもの。
主に男性の方に多いですが、女性の方も油断は禁物です。

浮き輪肉は前段でご説明した通り、別名ビール腹と呼ばれているので、ビールなどの飲み過ぎが原因と考える方もいるかもしれません。もちろん飲みすぎや、食べ過ぎなどが一つの要因。

ただ、それ以外にも、代謝の悪さや冷えなども原因となっている可能性が高いです。

ただのビール腹といえど油断は禁物。実は、浮き輪肉がついてしまうと健康上良くないのです。

ここからは浮き輪肉が健康に及ぼす影響をご紹介します。

腰が歪み、姿勢が崩れやすい

浮き輪肉はお腹周りにつくため腰の姿勢が崩れやすいです。

特にデスクワークが多い方は腸腰筋が固まりやすく姿勢が崩れやすいです。

腰回りが冷え、下痢気味になったりする

浮き輪肉がついてしまうとお腹、腰あたりの筋肉が衰えて脂肪が付いてしまいます。

筋肉が衰えてしまうと、冷えやすくなります。

従ってお腹や腰を冷やしてしまい、お腹を壊したり、腰を痛めてしまいます。

代謝が低下し、太りやすい身体になる

体脂肪が増えることで、代謝が低下してしまいます。

代謝が低下してしまうと、脂肪が落ちにくくなります。

つまり、浮き輪肉がつくとダイエットしても身体が痩せにくくなってしまいます。

浮き輪肉に効くトレーニングは?

上記で説明した通り、浮き輪肉は体にいい影響を及ぼさないとご理解していただけたと思います。

浮き輪肉を落とすためにどうしたらいいのかをここからはご紹介していきます。

浮き輪肉にかかわらず、脂肪を落とすためには運動の改善と食事の改善、この2つしかありません。

誰でも家で簡単にできる浮き輪肉に効果のあるトレーニングを本章では紹ご介します。

強度は低い分、長時間やるトレーニング強度は高い分短時間で終わるトレーニングを紹介します。皆さんもぜひご自宅でお試しください。

強度1:スタンディングツイスト

脚を肩幅ぐらいに開き腕をダランとさげます。

そのままブラブラと身体をひねってください。

特に力は入れずに、繰り返します。

ペットボトルなどを両手にもつことで強度が上がります。

1日何回かにわけても構わないのでトータル20分~30分を目標にしましょう。

動きが地味で飽きてしまう方はフラフープを使ってやってみましょう。

強度3:サイドツイスト

仰向けの状態から肘と反対の膝をくっつけて戻します。

戻すときは脚を地面につけて構いません。

身体の真ん中で肘と膝がつくように意識しましょう。

1回50回を目標に、2セット行いましょう。

強度5:腹筋サーキット

腹筋のトレーニングを何種類も組み合わせて脂肪を一気に燃やします。

短時間で行う分強度は高いです。

20秒×6種目おこないます。

20秒間を全力で行います。トータル2分間休憩なしでやり続けます。

それでは6種目紹介します。

①シットアップ

膝を90度に曲げた状態で行います。

上半身を起こせるところまで起こしましょう。

②レッグレイズ

脚を一直線に伸ばし、地面につかないぎりぎりまでさげてあげてを繰り返します。

膝が曲がらないように注意しましょう。

③ホバー

肘を地面につけて身体を一直線にしてとめましょう。

お尻が上がりすぎたり下がりすぎないようにしましょう。

④クライマー

ホバーの姿勢から肘をのばしてプランクの姿勢になります。

プランクの姿勢から膝を胸までひきあげて戻しての動作を繰り返します。

⑤レッグレイズ(ホールド)

先程のレッグレイズを地面がつかないぎりぎりでとめましょう。

とめている最中に腰が反らないように気をつけましょう。

⑥ツイストクランチ

シットアップに捻りを加えます。

なるべく素早くリズムよく繰り返しましょう。

この6種目を休憩なく20秒ずつやることで脂肪を一気に燃焼させることが出来ます。

今回紹介したエクササイズはほんの一種なので他にも様々なエクササイズがあります。

どれでも構いませんので浮き輪肉を引っ込めるには運動が必ず必要になります。

食生活で浮き輪肉対策

次は食事の面から浮き輪肉を落とす方法をみていきます。

家にいる時間が増えてしまうと一番影響が出てしまうのが食事だと思います。

食事で大事なことは、自分の基礎代謝を上回るカロリーを摂らないことです。

女性の場合20代が平均1200カロリー、30代が1150カロリーとなっています。

まずはこのカロリーで一週間過ごしてみてください。

その一週間の体重の増減を見ながらカロリーを調整してみてください。

理想の痩せ方は1カ月2キロです。

ジャンクフードやお菓子などは脂質、糖質がかなり含まれており、浮き輪肉を落としたい場合食べないように気をつけましょう。

普段からジャンクフードが多い人はジャンクフードをやめるだけでもかなり効果が出てくるはずです。

バランスの良い食事を心掛けハイカロリーにならないように気をつけましょう。

まとめ

今回は浮き輪肉にフォーカスしましたが、体型を美しくするには運動と食事この2つが大事になります。

更に大事なのが、この2つを続ける継続力になります。

継続するためには、常に100%で頑張るより80%で継続できるように意識してみてください。

1週間全力で頑張ってやめてしまうより多少だらけても1カ月続ける方が、身体の変化は大きいです。

少しでも自分の理想に近づけるように参考にしてみてください。

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