回転台を高速で回るボールがゆっくりとスピードを落とし、最終的に一つのポケットに落ちる…ルーレットは、この瞬間に「勝ち負け」が決定します。カードゲームに比べ、プレイでのルールがほとんどないのがルーレットの特徴ですが、賭け方やストラテジーは思ったより複雑だったりします。だからこそ、ルーレットで勝つための必勝法も多く存在します。
オンラインカジノのラッキニッキーでもライブルーレットは大人気となっています。勝率を上げたい方は、いくつかのシステムベッティングにチャレンジしたことがあるのではないでしょうか?
隣国では海外カジノへの規制もあると伝えられていますが、まだまだカジノは大人気!ぜひ、この機会にテーブルゲームのクイーンと呼ばれるルーレットの必勝法を押さえてみましょう。
ここではルーレットで勝率を上げるための戦略をご紹介します。
マーチンゲール法:2倍配当の賭け方に効果を発揮
最初にご紹介するのは、赤黒、ハイロー、偶数奇数といった「2倍配当」の賭け方で効果を発揮する『マーチンゲール法(Martingale Strategy)』です。このシステムベッティングを使う時は、忍耐強く賭けを行っていくことが大切になってきます。しかしマーチンゲール法は至ってシンプルなストラテジーなので、初心者の方でも簡単に試すことができるのが特徴です。
実はこの方法を使えば、基本的に負けることはありません。「カジノで負けることがないなんて、ありえる?」そんな声が聞こえてきそうですが、ルールさえしっかり守っていれば必ず勝てる、魅力的なストラテジーです。ただ前述したように、マーチンゲール法を使う時は、2倍配当だけにして下さい。
それでは、マーチンゲール法でのアクションを簡単に説明していきます。わかりやすい例として、最初のベット金額を1ドルに設定しましょう。また、ここでは赤黒(2倍配当)に賭けることにします。
まず最初に1ドルを賭けます。負けたら次のベットで2倍の2ドルを賭けます。もしそこで勝ったら、次は元に戻って1ドルで賭け、もしまた負けたら、次は2倍の4ドルを賭けます。そしてそこで勝ったら最初の賭け金(1ドル)に戻り、もしまた負けてしまったら、今度は4ドルの倍となる8ドルを賭けます。その次のゲームも不幸ながら再び負けてしまった場合は、その倍の16ドルを賭けます。つまり、負けた時に次の賭けで2倍賭けるのが法則となります。
ここまで読んで半信半疑になっている方も多いと思いますが、この賭け方を継続していけば論理的に負けることはありません!例えば、ルーレットの2倍配当で10回連続で負ける確率はどれほどあるでしょうか?おそらく、10回以内のベッティングで何とか一回の勝利くらいは獲得できるでしょう。マーチンゲール法なら一度の勝利で過去のロスを全て回収できるのが特徴です。
もちろん、負け続けた結果、心が折れてしまい、途中で断念してしまうこともあるでしょう。そのため、マーチンゲール法を用いるときは忍耐力が必要になります。負けが何回続いても、一回勝てば負けを取り戻すことができ、さらに最初の賭け金を取り返すことができることを覚えておきましょう。また、この方法だと一回の勝利で負けの全てを取り戻すだけではなく、最初の賭け金もしっかり戻ってくるので、最終的には小さなプラスにもなります。
もちろん、マーチンゲール法では大きな勝利は期待できませんが、たとえ小さくても『勝利』を体験することができます。初心者にとってはこういった小さな勝利をたくさん経験し、ルーレットでの自信を膨らませていくことも大事ですよね。
また、マーチンゲール法を使う時は、負けが続くことを予想して、あらかじめ一定の資金を用意しておくことをおすすめします。負けたら次のベットで倍の金額を賭ける!勝ったら最初の賭け金に戻る!これが基本です。
フィボナッチ法:編み出された数列に従って賭ける
『フィナボッチ法(Fibonacci Strategy)』もルーレットで用いられるシステムベッティングです。フィボナッチ数列を100%活用し、2倍配当の賭け方で用いる戦略として知られています。かなり有名なシステムベッティングですが、決められた数列に従ってベッティングを進めていくのが特徴です。
実はフィボナッチ数列は国公立・私立大学の入学試験でも登場する、有名な数列なんです。まずは以下の不思議な数列を見てください。
1-1-2-3-5-8-13-21-34-55-89-144
フィボナッチ法ではこの数列を使います。おわかりの通り「前の二つを足した数」がこの法則の原理です。
ここではわかりやすく、数字をそのままドルとして使ってみましょう。つまり、
1ドル-1ドル-2ドル-3ドル-5ドル-8ドル-13ドル-21ドル-34ドル-55ドル-89ドル-144ドルですね。
それでは実際に賭けてみましょう。まず最初に1ドルを賭けます。もし負けたら次の数字である1ドルを賭けます。さらにまた負けたら2ドル、次も負けたら3ドルを賭けます。続けてまた負けたら5ドルを賭けます。この時、もし勝ったら、左に2つ移動した数字に戻ります。例えば、21ドルのところで勝利したら、2個前の8ドルに戻ります。このようにフィボナッチの法則に従って賭けを続けていきます。
ジェームズボンドシステム:イアンフレミング開発
最後にジェームズボンドシステムをご紹介します。この戦略はジェームズボンドのフランチャイズを創立したIan Fleming(イアンフレミング氏)によって開発・公表されたものです。この戦略では、前述のマーチンゲール法やフィボナッチ法とは異なり、一定の賭け方を継続して行っていくのが特徴です。つまり、同じベットを繰り返すことで勝利を得ようとする賭け方となります。具体的な賭け方は以下の通りです。
- 0:1ドル
- 13から18:5ドル
- 19:4ドル
賭け金額は例なので、この比率を基にご自身の納得する賭け金額で勝負していきましょう。
ジェームズボンド法でのアクションはたったこれだけです!この賭け方をずっと続けていれば勝利チャンスが上がるという考え方に基づいています。もちろん、100%勝利する確証はありませんが、ルーレットプレイヤーの間では、他のシステムベッティングよりも優れているとも言われています。
もちろん、手持ちの軍資金と相談しながら賭けを続けるのが基本となりますが、賭け事をする際の基本である「ロスを追わない」ことを念頭に置いて、健全なベッティングを行うようにしましょう。
さあ、ジェームズボンドのように、カッコよくルーレットで勝利を決めることはできるでしょうか?
まとめ:ルーレットの戦略は賭け方によって異なる
ご紹介したこうしたシステムベッティングでは、配当が2倍の賭け方だけに機能するもの、またリスクは高くても運が良ければ高い配当を獲得できるものなど、さまざまです。もちろん、ルーレットはあくまでギャンブルゲームの一つなので、こうした戦略を使っても必ず勝利するとは言い切れません。しかし、勝利につながるきっかけとしては十分に価値のあるストラテジーだと言えるでしょう。時の運と勝負運、そして出目の確率などを考えなら、自分の納得する戦略を試してみてくださいね!